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日々のたんなる記録とか


by gilarmin
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銀色

(mixiからの移植)

映画観ました。友人と約束してましたけど、その友人の仕事が終わらず上映時間に間に合わなかったので、一人で観ました。いいんです、映画はよく一人で観に行きますから。たとえ東京にだろうと。


「銀色の髪のアギト」


映画館に入り、シネマ3の座席E-8に座りました。
座席に向かう途中、辺りを軽く見渡してみました。

…客はカップル一組だけでした。つまり、自分を入れて合計三人。
贅沢な上映です。

ふと、一番最初にこの映画館で映画を観たことを思い出しました。
その時も、三人とか四人とかそんな人数だったからです。
あれは確か、「サイダーハウスルール」でした。
もう五、六年たってますね。懐かしいです。
あ、目にごみが。


座席について携帯の電源を切り、ほんの少しの間、開演前に流れる音楽に身をゆだねていました。
ゴースト、ニューヨークの幻。


音楽が止まり、辺りが静かに暗くなりました。
いよいよ、上映開始です。


・・・しーん、と沈黙が耳に劈いた映画館に自分の腹の虫が鳴り、ちょっと恥ずかしかったです。


最初のCMはキットカットのCMでした。木村カエラの唄が素晴らしいです。
鈴木杏がよい味出してます。

次のCMは漫画「最終兵器彼女」の実写映画の予告でした。

続いて「北斗の拳」、こちらは実写化は不可能なのでしょう、アニメでした、や「Zガンダム」の予告が行われました。

やはり、これから観る映画がアニメだからでしょう、そういった宣伝のものだけでした。

ただ、映画館内部ではポスターなどで見ることが出来た「劇場版ドラえもん」の予告がなかったのが少々残念でした。


さて。

本編が始まりました。
圧倒的な存在感があった主題歌、徐々に盛り上がるこの謡を背景に繰り広げられるダイナミックな映像、月から地球に舞い降りる緑色の龍、森龍とでも言うのだろうか、を筆頭に序盤から大変素晴らしかったです。
音楽とともに、これは劇場でしか味わえない代物です。
このために1500円払ったと言っても過言ではないのです。
音の鳴りが本当によいです。


物語の中の世界。
高低差が激しい崩壊した空中都市のような街、意思を持った生きている森、森と共生しようとする者、自然と対峙する者、人間の過去と未来、文明と自然、などなど・・・

男なら誰でも憧れるような場所、それは現実にはそのようなところには自分はもう住めない感情を持ち合わせてしまっているために、より一層に素晴らしい幻想に見えました。

AKIRA、もののけ姫、ナウシカの世界観が見え隠れするものの、充分面白かったですね。

ストーリーに関しては、
「ハウルの動く城」と同じような感想を持ちました。
まあ、どんな感想かはいいとして。


よし。まだまだ観たい映画が控えてる。うん。
ああ。楽しみだ。
by gilarmin | 2006-01-24 22:46 | mixiでの日記