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日々のたんなる記録とか


by gilarmin
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十一月十二日

サークルの後輩が関わっていた演劇を観に行ってきた。前々から前売り券をその後輩からもらっていたが、すっかり忘れていて今日の遅い昼飯を学内のラーメン屋で喰ってたときにポスターを見て思い出した。今年度に入って初めての演劇、久々だったのでとても楽しみに開演を待った。時間は一時間半ほど。肝心の中身は、演劇らしい脚本の時系列の乱れや独白の多用、カオスと狂気その他もろもろとにかく楽しめた。内容の難解さはなかなか高く、完全に把握してるとは言い難く今だうまく呑み込めていない。しかしそういった考えさせる物語は脳を心地よく刺激してくれるので大好きだ。

演劇とは表現芸術のなかでも飛びぬけてシンプルな舞台、設備、環境で行われる。そして、表現者が用いる得物は己自身の声、手振り、表情、など唯一その身体のみ。骨格を形成してる独特の構成、ストーリー展開をもつ物語も頭脳の産物。つまり人間の持ってる基本的な能力だけを極限まで駆使して魅せる、とても原始的であり緊張感あふれた素晴らしいエンターテイメントである。古来からあるものであるが、演劇のもつ可能性は無限大に感じられその道のプロである本物のものも見たくなってきた。

終幕後、サークルの他の後輩に会ったりのちょっとしたサプライズがあってとても充実した一日だった。

演劇中にも似たようなものが流れてた、今日勉強中聞いてたBGM
 mono 「 ONE STEP MORE AND YOU DIE 」
by gilarmin | 2004-11-13 01:07 | 日記